【30分無料】タイムズカーシェア洗車のやり方と得する裏ワザ

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こんにちは。Car Wash LABO、運営者の「tomo」です。

タイムズカーシェアを利用していて、車体の汚れが気になったことはありませんか。実は、利用中に洗車を行うことで、利用料金が30分間無料になるという嬉しい割引制度が用意されています。

しかし、いざ洗車しようと思っても「具体的なやり方がわからない」「どこのガソリンスタンドならカードが使えるのか」「もし機械の操作でエラーが出たらどうしよう」といった疑問や不安を感じることもあるかもしれません。

この記事では、タイムズカーシェアをお得に利用するための洗車の手順や、料金割引が適用される条件、さらには現場で困ったときの対処法について詳しく解説していきます。ただ車をキレイにするだけでなく、賢く料金を節約して、より快適なドライブを楽しんでいきましょう。

タイムズカーシェアの洗車をお得にするやり方

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タイムズカーシェアでは、ユーザーが車両のメンテナンスに協力することで、利用料金の一部が無料になる仕組みがあります。

「洗車なんて面倒だな」と感じるかもしれませんが、実はほんの少しの手間で30分分の料金が浮くため、時間単価で考えると非常に効率の良い「お得なアクション」といえます。

ここでは、確実に割引を受けるための条件や、対象となるガソリンスタンドについて解説します。

料金割引で30分無料になる条件とは

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まず最も重要なのが、割引が適用されるための条件を正確に把握することです。タイムズカーシェアの公式ルールでは、「水洗い洗車」以上のコースを利用することで、30分相当の時間料金が無料になります。これは、車両の清潔さを保つためのメンテナンス作業に対する、タイムズ側からの「お礼」のようなものです。

具体的には、ガソリンスタンドの洗車機を利用する際、一番安いシャンプー洗車や水洗い洗車（通常300円〜500円程度）を選択すれば条件クリアとなります。これらの洗車代金は車載の専用カードで精算されるため、あなたの自己負担はゼロです。さらに、洗車にかかる時間（洗車機5分＋拭き上げ10分＝約15分程度）を考慮しても、30分の利用枠がプレゼントされるため、実質的に「利用時間が無料で15分ほど延長される」ような感覚でお得になります。

割引の適用ロジックは自動化されており、車載カードを使って洗車代金を決済したデータと、車両の利用データがシステム上で照合されることで反映されます。基本的に申請などは不要ですが、利用終了後に届く「返却証メール」に割引適用が記載されているかを必ず確認するようにしましょう。

ちなみに、この割引は「時間料金」に対して適用されるものです。もし6時間パックなどを利用していて時間料金が発生していない場合でも、パック時間を超過した際の延長料金に対して割引が充当されるケースがあります（※契約内容やパックの種類により異なります）。いずれにせよ、「洗車をすれば損はしない」ように設計されているのがこの制度の魅力ですね。

給油と洗車で最大60分割引の仕組み

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あまり知られていない裏ワザ的な情報ですが、給油と洗車を組み合わせることで、割引が加算される可能性があります。タイムズカーシェアでは「20リットル以上の給油」でも30分の料金割引が適用されますが、実はこの「給油割引」と「洗車割引」は、それぞれ独立したフラグとして管理されていることが多いのです。

つまり、1回の利用中に「20リットル以上の給油」と「洗車」の両方を行った場合、それぞれの割引が適用され、合計で最大60分（約880円分相当）の料金が無料になるチャンスがあるのです。例えば、長距離ドライブの帰りにガソリンスタンドへ寄り、給油をしている間にトイレ休憩を済ませ、その後に洗車機を通すという流れを作れば、無理なく両方の条件を満たすことができます。

作業時間としては、給油に5分、洗車に15分かかったとしても合計20分です。これに対して60分の無料枠が得られるのであれば、実質40分もお得に車を使える計算になります。返却予定時刻まで少し余裕がある場合や、渋滞で返却がギリギリになりそうな場合に、この「合わせ技」を知っていると焦らずに対応できるかもしれません。ただし、これらはあくまで「同一利用内」で行う必要があります。一度返却してから再度予約して洗車だけしても、それは別の利用としてカウントされてしまうので注意が必要です。

洗車カードが使える場所とスタンド検索

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いざ洗車しようと思っても、どこのガソリンスタンドでも良いわけではありません。車載されている「給油・洗車カード」が利用できるのは、提携している特定のブランドに限られています。ここを間違えると、自腹で支払う羽目になるので要注意です。

注意したいのは、出光（アポロステーション）やシェル石油、キグナスなどは提携外であるケースが多い点です（※一部、経営統合により使えるケースも増えていますが、カード裏面の記載がない場合はリスクが高いです）。必ず、サンバイザーに入っているカードを取り出し、裏面に記載されている利用可能スタンドのロゴマークを確認してください。

場所を探す際は、カーナビの「周辺施設検索」機能も便利ですが、データが古いと既に閉店しているスタンドに案内されてしまうこともあります。一番確実なのは、タイムズカーアプリに搭載されている「給油・洗車場所検索」機能を使うことです。この機能を使えば、現在地周辺で「確実にカードが使える店舗」だけをピンポイントで表示してくれるため、無駄な移動を減らすことができます。

ちなみに、ENEOS（エネオス）の洗車機を利用する際のおすすめメニューや注意点については、以下の記事でも詳しく紹介しています。初めて使う店舗で迷わないよう、事前にチェックしておくと安心かなと思います。

【あわせて読みたい】
エネオスの洗車機のおすすめメニューはどれ？注意点など徹底解説

割引対象外になるNGな支払い方法

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せっかく洗車をしたのに割引が適用されない、という悲しい事態を避けるために、絶対にやってはいけないことがあります。それは、「現金や自分のクレジットカード、電子マネーで支払ってしまうこと」です。「ポイントを貯めたいから」といって自分のカードを切ったり、「小銭があるから」と現金で払ったりすると、タイムズカー側での割引処理が行われません。

タイムズカーシェアのシステムは、車載の専用カードが決済に使われたPOSデータ（いつ、どこの店で、いくら使われたか）と、車両のGPSや稼働データを照合して、自動的に割引を適用する仕組みになっています。そのため、もし間違って自分の財布からお金を払ってしまうと、システム上は「ユーザーが勝手に洗車をした（あるいは洗車をしていない）」としか認識されず、洗車割引のフラグが立たないのです。

「間違って払ってしまったので、領収書を送るから返金してほしい」とサポートセンターに連絡しても、対応には非常に時間がかかります。数百円の洗車代のために、郵送の手続きや電話でのやり取りをするのは、時間的コストを考えると割に合いません。また、原則として「車載カード以外での支払いは割引対象外」というルールがあるため、返金はされても「30分の時間割引」は適用されない可能性が高いです。これでは踏んだり蹴ったりですよね。

車内の洗車カードの場所と確認方法

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ガソリンスタンドに着いてから「あれ？カードがない！」と焦らないように、事前にカードの場所を把握しておきましょう。タイムズカーシェアの車両では、カードの収納場所はある程度決まっていますが、車種によって微妙に異なります。

• 運転席上部のサンバイザー：
  最も一般的な場所です。バイザーを下ろすとポケットがあり、そこに「給油・洗車カード」が入っています。
• ダッシュボード（助手席前のボックス）：
  一部の車種では、車検証などが入っているグローブボックス内や、ETC車載器付近の専用ホルダーにカードが刺さっていることがあります。
• コンソールボックスやドアポケット：
  稀なケースですが、前の利用者が本来の場所に戻さず、運転席周りの小物入れに放置していることもあります。

カードは「給油・洗車カード」と書かれたプラスチック製の磁気カードです。通常はタイムズのロゴが入っており、クレジットカードと同じサイズです。もし見当たらない場合は、まずは車内をくまなく探してみてください。それでも見つからない場合は、紛失している可能性があります。その状態でガソリンスタンドに入ってしまうと、給油も洗車もできずに立ち往生してしまいます。

カードがないことに気づいた時点で、無理に洗車しようとはせず、サポートセンターへ「カードが見当たらない」旨を報告しておきましょう。これは自分の身を守るためでもあり、次に利用する人が困らないためのマナーでもあります。報告しておけば、あなたが紛失させたわけではないという記録が残ります。

タイムズカーシェアの洗車機での実践的なやり方

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ここからは、実際にガソリンスタンドに到着してからの具体的な手順をご紹介します。「洗車機なんて普段使わないから緊張する」「傷がついたらどうしよう」という方でも大丈夫。基本的には機械の音声ガイダンスや画面の指示に従うだけなので、とても簡単です。

プロのようなこだわりは必要ありませんが、最低限の手順とマナーを押さえておくと、スムーズに作業を終えられます。

ガソリンスタンドでの洗車機操作手順

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洗車機の前に車を停めたら、以下のステップで操作を進めます。まず、洗車機の操作パネルの前に車を寄せますが、幅寄せしすぎないように注意しましょう。降りて操作する場合と、乗ったまま操作する場合があります。

1. 支払い方法の選択：
   タッチパネルのトップ画面で支払い方法を選びます。ここでは必ず「クレジットカード」を選択してください（専用カードはクレジット扱いになります）。「現金」や「プリペイド」ではありません。
2. カードの挿入：
   車載の給油・洗車カードをリーダーに挿入します。向きに注意してください。認証に数秒かかることがあります。
3. コースの選択：
   画面に様々なコースが表示されますが、割引対象となるのは「シャンプー洗車」または「水洗い洗車」です。高価な「撥水コート」や「下回り洗浄」などのオプションをつけると、カードの利用限度額や契約規定によりエラーになる可能性があるため、基本のコースを選びましょう。
4. 装備品の選択：
   これが一番重要です。ドアミラー、リアワイパー、アンテナなど、車の突起物を画面で入力します。例えば「リアワイパーあり」「ドアミラー格納」などのボタンを押します。これを忘れると、ブラシが引っかかって部品が破損する事故につながる恐れがあります。
5. 洗車開始：
   準備ができたら、「スタート」ボタンを押し、アナウンスに従って車を所定の位置（黄色いバーや停止線）まで進めます。「停止」の表示が出たらブレーキを踏み、ギアをパーキング（P）に入れ、サイドブレーキを引き、エンジンを止めます。

機械が動き出したら、あとは終わるのを待つだけです。この間、絶対に窓を開けたりドアを開けたりしないでください。水や洗剤が車内に飛び込んできて大惨事になります。車内でスマホを見ながら休憩できる、ちょっとしたリラックスタイムとして活用しましょう。

タオルを使った拭き上げと車内清掃

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洗車が終わったら、車を「拭き上げスペース」に移動させます。そのまま走り出しても良いのですが、できれば「拭き上げ」まで行うのがベストです。多くのガソリンスタンドには、洗車利用者専用の無料タオルが備え付けられています。

なぜ拭き上げが必要なのでしょうか？それは、水道水に含まれるミネラル分が原因です。濡れたまま放置して自然乾燥させると、水分だけが蒸発し、ミネラル分が白いリング状のシミ（イオンデポジット）として塗装面に残ってしまいます。これが蓄積すると、通常の洗車では落ちない頑固な汚れになってしまいます。

また、拭き上げをしないことのリスクについては、以下の記事でも詳しく解説しています。これを読むと、なぜプロが「必ず拭け」と言うのかがよく分かるはずです。

【あわせて読みたい】
洗車後にボディを拭かないと起きる様々なトラブルとその対処法を紹介

拭き上げの手順は簡単です。備え付けのタオル（ボディ用とホイール用が分かれている場合は注意！）を使い、天井→窓ガラス→ボンネット→ドアの順に、上から下へと水を切っていきます。サッと水分を拭き取るだけで、仕上がりの輝きが全然違いますし、何より自分が乗る車がピカピカだと気分が良いですよね。

さらに、多くのタイムズカーには、トランクに「コロコロ（粘着クリーナー）」や「除菌スプレー」などの簡易清掃キットが積まれています。洗車機に入れている待ち時間などを利用して、フロアマットの砂利を取ったり、シートの埃を取ったりしておくと、次の人も気持ちよく使えます。こうした「来た時よりも美しく」の精神は、カーシェアコミュニティ全体を良くする素敵なアクションかなと思います。

カードが磁気不良で使えない時の対策

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いざ支払おうとしたら、端末がカードを読み取ってくれない…。何度通しても「読み取りエラー」と表示される。これはカーシェアあるあるのトラブルの一つです。多くの人が使い回すカードなので、磁気ストライプが擦り減っていたり、汚れが付着していたり、あるいは誰かがスマホと一緒に保管して磁気が飛んでしまっていることが原因です。

まずは慌てずに、カードの磁気ストライプ部分（裏面の黒い帯）を柔らかい布やティッシュで優しく拭いてみてください。汚れが原因であればこれで復活します。それでもダメな場合、もし有人スタンド（スタッフがいる店）であれば、スタッフさんに声をかけてみてください。事情を話せば、カード番号を手入力（キーパンチ処理）で決済してくれることがあります。

しかし、無人のセルフスタンドの場合や、スタッフが対応できないと言われた場合は、残念ながらその場での洗車は諦めるしかありません。「自分のカードで払っておこう」と考えるのは前述の通りNGです。この場合、洗車割引は諦めることになりますが、自腹で払ってトラブルになるよりは、そのまま返却した方がリスクは低いです。次回乗車時のために、返却時のアンケートやサポートセンターへの連絡で「カードが磁気不良のようです」と伝えておくと親切ですね。

端末で暗証番号を求められた際の対応

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これもよくある質問ですが、洗車機の端末によっては「暗証番号（PIN）」の入力を求められることがあります。「えっ、暗証番号なんて聞いてないよ？」と焦りますよね。しかし、タイムズカーシェアの給油・洗車カードには、基本的に利用者が入力すべき暗証番号は設定されていません。

これは、クレジットカード端末の仕様上、どうしても入力を求める画面が出てしまうだけで、実際にはPIN入力なし（サインレス）で通る設定になっていることがほとんどです。もし入力を求められたら、まずは何も入力せずに「確定」や「Enter（緑ボタン）」を押してみてください。多くの場合はこれで決済が進みます。

それでも「番号を入力してください」と弾かれる場合は、便宜上の番号として「0000」を試してみてください。これでもダメなら、その端末が法人カードのサインレス決済に対応していない可能性があります。その際はスタッフを呼ぶか、別のスタンドを探すことになります。

ここで一番やってはいけないミスが、焦って「タイムズカーアプリのログインパスワード」や「自分のキャッシュカードの暗証番号」を入力してしまうことです。当然エラーになりますし、セキュリティロックがかかってしまう恐れもあります。「このカードに暗証番号はない」ということを覚えておけば、落ち着いて対処できるはずです。

タイムズカーシェアの洗車のやり方まとめ

タイムズカーシェアの洗車は、やり方さえ知っていれば「30分の料金割引」という大きなメリットを受けられるお得なシステムです。水洗い以上のコースを選び、指定のスタンドで専用カードを使って決済するだけ。これだけで、ドライブの休憩がてらに料金を節約できます。

「使い方が難しそう」「カードが使えるか不安」と敬遠していた方も、今回ご紹介した手順やトラブル対処法を頭に入れておけば、案外スムーズにできるはずです。車がキレイになれば運転していて気持ちいいですし、お財布にも優しい。まさに一石二鳥のテクニックです。ぜひ次回の利用時には、給油と合わせて洗車にもチャレンジして、ピカピカの車で賢くカーシェアライフを楽しんでみてくださいね。